新入社員のみなさん、きちんと知っていますか？　　～税金編～

新生活が始まって、2か月ほど経ち、そろそろ新しい環境にも慣れてきた頃ではないでしょうか。そんな、今年から社会人になったみなさんに、今回の記事では税金についての話をしようと思います。具体的には、皆さんのお給料から天引きされている税金についてです。税金の話はつまらないと思っている方も多いでしょう。でも、会社から支給される給料からどんなお金が引かれているか、知っておいて損はありません！一緒に見ていきましょう！

所得税

　・所得に応じて課税される税金のこと

　・累進課税が適応されているため、収入の高い人ほど高額の税金を徴収される

　累進課税とは？

　・課税の対象となる金額の大きさに応じて、税率が変わる課税方法

　・所得税以外に、相続税や贈与税でも用いられる

健康保険料

　・病気や怪我などで医療機関にかかった際の費用を一部負担してくれる制度

　・都道府県ごとに異なる保険料率が設定されており、おおむね10％前後

　・会社員の場合は会社が半額負担してくれる

厚生年金保険料

　・老後の生活のために給付される年金制度

　・現在、保険料率は18.3％

　・会社員の場合は会社が半額負担してくれる

雇用保険料

　・育児休業や病気などにとる休業時の手当、失業した際の保障などを賄っている

　・新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて財政が悪化したことにより、

　　2022年10月以降に雇用保険料の引き上げが決定

　　詳しくは厚生労働省のホームページをご覧ください

住民税

　・都道府県や市区町村に対して収める税金

　・税率は全国一律10％

　・前年の所得に応じてかかるため、社会人2年目の6月からかかり始める